レーザー溶接

レーザー溶接入門

レーザー溶接 (LW)は、高出力密度のレーザービームを使用して2つの材料を接合し、深くて細い溶接部を形成する溶接方法です。

 

レーザー溶接の原理

レーザー溶接は、特に薄肉材料や高速溶接などに適し、汎用性が高く生産性の高い技術として知られています。

レーザー溶接は、MIGやTIGなどの他の溶接技術に比べ、全体的に比較的低入熱であるため歪みが少なく、機械特性に優れ、溶接後の機械加工も最小限に抑えることができます。

CVEは過去数年にわたり、保護雰囲気、真空チャンバー内、および局所真空での溶接システムを開発し、徹底した開発プログラムを完成させました。

CVE
真空チャンバー

従来のレーザーは大気圧で行われ、さらにシールドガスが必要でしたが、真空中でレーザー溶接を行えば、溶接深度を大幅に拡大できます。

 

部品サイズ

シールドガスによるレーザー溶接は、真空チャンバーがないため、あらゆるサイズの部品に対応可能です。さらに光ファイバーによる送達システムの利用も可能で、これにより溶接ヘッドをレーザー発生装置から離れた場所に設置することができます。

 

自動処理

機械は大幅な自動化が可能であり、チャンバー退避の待ち時間がないこともあって、高い生産性が得られます。またビームスプリットやビームシェアリングも可能です。

CVE
溶接特性

このプロセスは以下のような特徴を持っています。

  • 細く深い溶接
  • 優れた機械的特性
  • 高速かつ高い生産性
  • 低歪率
  • 溶接後は最小限の機械加工
  • 薄肉材料に好適
CVEのレーザー溶接機シリーズ

CVEは過去数年にわたり、保護雰囲気、真空チャンバー内、局所真空での溶接システムを開発し、レーザーをめぐる徹底した開発プログラムを完成させました。

お客さまのシステムに適したアプリケーションについて、是非当社までご連絡ください。当社の製品は受注生産で承り、ケンブリッジの本社で製造しています。当社は60年にわたりターンキーソリューションを提供してきたプロセスノウハウを持ち、お客さまのアプリケーションに最適なソリューションを提供しています。

CVEは、BS EN ISO 9001:2015の要件に準拠した品質マネジメントシステムを運用しています。

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